セントポーリア:キメラのストーク挿しの検証動画はもう一週間後に投稿します。
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キメラのストーク挿しは、YouTube動画で検証中ですが、
育ちが遅いので、もう一週間してから投稿しようと考えていますので、
あれから 一週間の育ち具合は、ブログでご覧いただきます。
ストークから出た新芽は、
まだ1㎜~3㎜ほどしかない双葉ですが、
このように、株に育つ新芽が花茎から出てくるって、凄いと思いませんか!
中央にあるストークについている2枚の葉は、少し大きいですよね。
そして、下にある写真のストークについている葉は細い…
品種によって、違いがある葉なのですが、
大きな葉が付いているストークの方が、育てやすいというのが私の経験上から思えることです。
細ければ細いほど難易度が上がり、不可能な品種もあります。。。。
その難しい、いやいや…
不可能と言っても過言じゃない代表格と思っている品種は、”コンコルド”かなぁ・・・。
成功例は何もありません…
何度もストーク挿しで失敗しました…
針のように尖って細い葉を持っているストークでした…
増殖するのが大変なキメラだからこそ、高額で、価値のあるものですね。

↓下画像のストークは、右側の葉の間にも新芽が出そうです。
1本から左右二個も新芽が出るというのは、勢いのある証拠ですけど、
1個の方が後々の作業は簡単にできるのですが、2個出てくると、
移植適期になる頃の1本のストークから出ている根の本数は、さほど多く出ないものなので、
植え付けが難しくなります。
2個の新芽を1本のストークで分けられる根の本数はとても少なく、
ストークごと、半分にしなけれなならないでしょう・・・
この1㎜前後しかない細いストークを切り口にめがけて根のある所まで、
真っすぐにカットするというのが大変です…
(>_<) (>_<) (-_-;)
だから、1本のストークに2個の新芽が出るのは、あまりありがたくないのですよ・・・。
1個の方が育ちも早いので・・・
植え付ける適期は、本葉が、3枚以上に育つこと・・・。
このストークのように、2個の新芽の育ち方に違いがあるものが多く、
そういう場合は、大きい方が本葉3枚以上に育つと、移植適期としています。
あまりにも2個のサイズが違い過ぎの場合は、もう少し待ってからということもあります。
そんな場合でも、ストークから出ている根の本数が少ないことが多く、
画像のように3㎜ほどの本葉が2枚出ていても、現在は根が1本も出ていないこともあるのです。・・・
これは、葉挿しのように3週間過ぎたら、抜いて根を確認してみようとはしません。
新芽の様子を見て、判断することになります。
この新芽が出ているストークの根部分の今後の状態は、
ストークの切り口から出ている根と、
新芽の葉が付いている底部分から根が出てくるものなのですが、
最初からストークについている葉の部分まで、
パーライトに埋めて置けばいいのではないかと思われるかも知れませんが、
葉挿しは、経過が早いものは、20日前後で根が出てきますjけど、
ストークを挿してから、早くても1ヶ月は動きが無い、、、それ以上経過する過程で、
ストークについている2枚の葉は、水分が多いパーライトに長期間浸かっていると、
腐れやすく、この葉が腐ってしまうと新芽が出てきません。
その為に、新芽を出させるためには、
このストークにある葉を地上に出しておく必要があるのです。
ストークにある葉を気にせずに、用土へ埋めることが出来るのは、
新芽が充分育ち、植え付ける適期が来た時です。
新芽が大きくなって、鉢上げする時は、
新芽の底部分(ストークにある2枚の葉のある位置)まで用土で盛りますが、
その際、ストークが長い状態だと、鉢の深さに合わず、
作業が面倒になります。
私の場合は、15mmほどで短めにカットして挿していますので、
この次の段階は、4㎝×4㎝×深さ4㎝のセルトレーへ植え付ける予定でいますが、
ストークは短いと言っても根が少しでも伸びていると思うので、
4㎝の深さで足りないと判断した時は、5㎝×5㎝×深さ5㎝のセルトレーに変更します。
葉挿しも、ストーク挿しも、基本は同じで、
”広すぎる場所には植え付けない”
ということです。
面倒ですが、育ち具合を見ながら、何度でも移植します。
その方が苗は育ちますから。
苗の時期は少し隣同士の葉が触れ合うくらいの方が育ちが良くなる気がします。

肥料を与えるようになると、育ちも早く見えます。
肥料は、窒素が多い、30-10-10を1000倍で与えています。
昨日、観察していて、画像の葉が細いモノでまだ新芽が極々小さいストークをひっかけてしまい、
抜けてしまって・・・
根を見たら、0.2mmほど出てました…
そぉ~っと元に戻しておきました…
1ヶ月経ってもそんな根ですからね…
とっても日数がかかるストーク挿しです。…
ストーク挿しは、日数かかる為、
その間、水分の多いパーライトに浸かっているので、腐れやすく、
新しい未熟なストークは10日もしないうちに腐ってしまうことが多いのです。
茎は腐らなくても、ストークについている2枚の葉が枯れてしまうことも起こります。
ストークにある2枚の葉の1枚でも元気なうちはあきらめないことです。
片方しかない葉でも、その葉が元気な場合はチャンスはあります。
葉が大きな場合は、葉が半分枯れて、カットしたのに、新芽が出ましたよ。
下の画像の左端のストークは、
挿す前から2枚の葉のどちらも枯れこんできていたのです。
ダメで元々・・・と思って、枯れこんで黄ばんだところを鋏でカットして挿したものです。
葉が大きかったから助かったのかと思いますが・・・
この葉の大きさが、
ストーク挿しを成功させるか、失敗しやすいかのバロメーターだと私は思っています。
ストークから育つキメラは、正規の花が咲く確率が高いので、
クラウンカットで得る苗よりも期待度が大きいのです。
ストーク挿しは、5本挿して3本成功すればラッキー!と思うことにしています。
育てるのは、クラウンカットの方が楽ですけどね。
楽だと言っても、本体から苗を取り外すのがちょっと嫌ですけど…
昨日の動画でクラウンカットから大きな新芽を外した投稿してますけど、
ストーク挿しではあんな大きな苗は取れませんよ。(-_-;)
ストーク挿しは、キメラしか行えないのではありません。
普通種でもできますが、葉挿しの方が沢山の新芽が得られますので、
普通種の場合はストーク挿しはほとんどしませんよね。
葉挿しが楽ですから。

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