セントポーリア:Rob's Outer Orbit ロブス アウター オービット
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◆このページの一番下に、間延びと葉焼けの対処法があります。
輸入先:アメリカ Violet Barn
Rob's Outer Orbit
ロブス アウター オービット
トミールー 斑入り葉品種
セミミニチュア
AVSA #8738
花色:青紫にピンクのパフが不規則に入る。
葉色に入る斑入り柄がセミミニ種の中でも特に美しい品種です。
濃いグリーンに白は夏、冬期間は白やピンク色の斑入りが広範囲に出現し楽しめる。
■栽培環境■
◆棚間隔45cm◆
◆LED蛍光灯 長さ57cm 昼光色 1000ルーメン 消費電力10W 置き場所:真下は避ける ◆
◆16時間照射中◆
◆スチール製の棚◆
◆日中から消灯時まで扇風機を常時微風で作動中◆
◆底面給水式シルバーマット栽培◆
◆使用中の肥料:ピータース 肥料比率 20-20-20、 9-45-15◆
初開花は、花茎が1本だけという寂しいもので、2輪だけ咲き、
その後、半月ほど開けて次々と花茎が上がって来て、ゆっくりゆっくり開花期を迎えています。
この品種は、育ち方が少々穏やかで、
この品種の姉妹株ともいえるロブス インナー オービット(ピンクの花)も同じように、
緩やかに育ちます。
お花に入る斑点模様も、一輪一輪違うので、皆表情が違うお花が楽しめます。

照明の当て方は、10W 50cm間隔ですが、真下ではなく、
少し離して置いています。
それでも充分満足気で、株姿はとてもコンパクトに収まっていて、
中心も詰まっていなくて、丁度いい感じです。
ちょっと花をどけて中心を覗いてみました。 ↓

花茎は自分で出てこられる隙間はありますけど、
セントポーリアの花茎は、一枚の葉の付け根から出てくるものなので、
花芽が伸びて葉を押し上げる格好で蕾が顔を出します。
その時まで、葉の下にあるので、蕾は、左右どちらから顔を出そうかと、
考えているかもしれませんよね。
花茎が葉の間から出てこれる長さになっていたら、左右の隙間に誘導してやります。
蕾が大きくなるまで葉の裏にあることもあって、花茎が葉の重さで折れてしまったり、
茎が曲がってしまうこともあるので、
花茎が出てきている時は、少し気にして手伝ってあげるようにします。
余計なお世話かも知れないのですが、
誘導してやっても、翌日には元に戻っていることが良くあります。
結構うねうねと動いているんだわと感じますねぇ…



花径:4㎝
株幅:11cm 6cmスリット鉢植え
この品種の植え替えは、大人の株になっても、同じ6cmスリット鉢へ、
根を整理して植え付けます。
セミミニ種では、育ち具合が旺盛で、根張の良い品種があるので、
7.5cmへサイズを大きくすることもたまにありますが、
ほとんどは、同じサイズに植え替えします。
次回の植え替えは、12月になりますが、
完全に大人の株になってからの植え替えは初です。
今育てている品種は、ほとんどが、大人になってから初の植え替えになりますので、
その様子を
YouTubeでお見せ出来たらと思っています。
余計な葉をきちんと整理して、間延びさせないように育てると、こんなコンパクトな株姿に成ります。
↓株姿はほぼ円形。↓

葉は、全部重ならないように出ていますので、とても美しく整った姿で開花しています。

株姿を真横から見ると、綺麗に凸凹感もなく揃いました。

少しずつ斑入り柄が多く入ってきました。
斑入り柄が特別美しい品種なので、これからの時期は楽しみです。
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◆ヤフオクで落札された方へ◆
照明で育てる場合は、真下に置けないので、同じ方向からだけ照明を当てていると、
左右のどちらか一方からしか花芽が出ないということが起こりますので、
満遍なく照明に当てるように、鉢に印をつけておくといいです。
植え替えや薬浴日を書いて貼っているビニールテープが印として役に立ちます。
葉の整理は、小苗時期からこまめに行います。
黄ばんできた葉は早めに取ります。
肥料は過不足なく与えましょう。(水やり=肥料やりです)
水だけでは与えていません。
●間延びの対処法●
花茎が短く開花する品種だということを覚えておきましょう。
間延びしてくると、葉だけでなく花茎の長さも伸びてしまいます。
間延びするということは照明や自然光が弱いということになります。
葉がスカスカして茎の隙間から鉢の中が見えるのは間延びです。
棚間隔が自由に調整できる場合は、3㎝上げて見ましょう。
しかし、この一個だけの為に棚の高さを上げることは無理であれば、この一個の底に、
3cm程の高さのカップ状のものを置いて高くしましょう。
あと、置く場所を照明や自然光が強く当たるように、
置かれている場所を移動します。
照明の場合は、端の方に置かれている場合は、少しずつ中央寄りに置きますが、
一鉢分ずつ移動します。
結果はすぐ出ませんので、長期間観察しながら様子を見ていくことになります。
場所を少しだけ移動しても、弱い品種は、葉焼けを起こすかもしれません。
葉の色を日々確認しながら、中央から展開する葉の茎の長さも注意してみます。
間延びは、葉焼けよりはダメージはありませんが、
直すのが大変なので、小さい苗の内から気をつけましょう。
だらしなく花茎が伸びないように照明には気をつけたい品種です。
●葉焼けの対処法●
反対に、照明が強かった場合は、早ければ半日ほどで葉がオリーブ色になります。
軽い内に気が付いた場合は、それ以上葉の色の変化はしないで済みますが
葉の成長が止まって小さいままになったりします。
酷く焼けてしまった場合は、段々葉が硬くなって成長が止まります。
一ヶ月待っても中心から新しい葉が出てこないという、
致命的な支障が出ます。
葉の表面が茶色になってきた場合は、あきらめましょう。
一度葉焼けをした葉は元に戻らず、部分的に葉焼けが起きた場合は、取り去るまで残ります。
セミミニやミニ種は、株が小さい為、部分的というより、株全面に被害が及びます。
軽い葉焼けの場合は、1ヶ月前後で中心から新葉が出ると助かりますが、
1ヶ月以上発育が止まり、段々硬くなり、葉の色も悪くなるという状態になってきたら、
助けられなくなり、
あきらめることにもなりますので、注意が必要です。
葉焼けをした葉は、葉挿しには使えません。
酷い葉焼けの場合は、助ける術はありません・・・
私のブログでは、
今年から栽培環境という項目を各品種の投稿記事に載せています。
3年前に投稿している記事には載せていませんので、
古いリストなどをご覧いただいても、栽培環境はありませんのでご了承下さいませ。
私のブログにお越しいただく方々へ、同じ品種を育てる方もいらっしゃると思い、
新しい品種を育てていかれるときに、栽培環境を参考にしていただければ、
少しでも役に立つのではないかと思い始めたものです。
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この記事へのコメント
朝方読んだ時は写真ばかり見ていて、落札者へのアドバイスを見てませんでした。 今慌てて苗を棚の隅に移しました。 注意喚起有難うございます。
コメントありがとうございます。
似た名前、似た姿のロブス インナー オービット、ロブス アウター オービットは、
札を落としたら、花が無ければ見分けがつきませんのでご注意ください。
鉢に名前を貼っているのはこの品種だけです。
ブログに載せる写真を撮る時に名札は外し、後で刺し忘れることが度々あるので、
スリット鉢に名前を付けてあります。
斑入り柄の美しさは、他には無いと言っても過言ではないほど美しい品種です。
夏は白い斑入りですが、
冬季はピンク色を帯び、斑入り柄が広範囲に入るため、
花が無くても楽しめるというより、私は、花より斑入り柄が魅力的なので、
何株も育てたいと思って、苗を育てています。
苗はほとんど斑入り柄が見えないので、今後どのように変化していくかもブログで
綴ろうかと考えているところです。
私の手元には、
ヤフオクに出品した苗より少しだけ大きなものを1個残し、
後は小さなものを残していますが、結構大きく育ってきました。
育ち方は緩やかですので、ゆっくり丁寧に育てる楽しみがあります。
北海道より涼しくなるのが遅い地方の皆様より一足早く美しい斑入り葉模様を、
お見せ出来たらいいなと思っています。
セミミニ、ミニ種は斑入り柄が美しい品種が多いので、
これからがとっても楽しみな季節になります。
薬浴、植え替え、しっかり行って、健康で美しい株を作りましょう。
似た名前、似た姿のロブス インナー オービット、ロブス アウター オービットは、
札を落としたら、花が無ければ見分けがつきませんのでご注意ください。
鉢に名前を貼っているのはこの品種だけです。
ブログに載せる写真を撮る時に名札は外し、後で刺し忘れることが度々あるので、
スリット鉢に名前を付けてあります。
斑入り柄の美しさは、他には無いと言っても過言ではないほど美しい品種です。
夏は白い斑入りですが、
冬季はピンク色を帯び、斑入り柄が広範囲に入るため、
花が無くても楽しめるというより、私は、花より斑入り柄が魅力的なので、
何株も育てたいと思って、苗を育てています。
苗はほとんど斑入り柄が見えないので、今後どのように変化していくかもブログで
綴ろうかと考えているところです。
私の手元には、
ヤフオクに出品した苗より少しだけ大きなものを1個残し、
後は小さなものを残していますが、結構大きく育ってきました。
育ち方は緩やかですので、ゆっくり丁寧に育てる楽しみがあります。
北海道より涼しくなるのが遅い地方の皆様より一足早く美しい斑入り葉模様を、
お見せ出来たらいいなと思っています。
セミミニ、ミニ種は斑入り柄が美しい品種が多いので、
これからがとっても楽しみな季節になります。
薬浴、植え替え、しっかり行って、健康で美しい株を作りましょう。
おはようございます。今朝起床後にこちらの記事読み、急いでお譲りいただいた株をチェックしました!
結果、ロブス アウター オービットを少しライトの端の方にずらし、ロブス インナー オービットが少し間延びしてきたので、プラカップを下に置いてみました。
それにしても、ロブス アウター オービットも、インナー オービットも夏の地味な葉色からは考えられないほど美しい斑入り葉になるのですね。寒くなって斑入りが綺麗に出てくるのが今から待ち遠しいです。
結果、ロブス アウター オービットを少しライトの端の方にずらし、ロブス インナー オービットが少し間延びしてきたので、プラカップを下に置いてみました。
それにしても、ロブス アウター オービットも、インナー オービットも夏の地味な葉色からは考えられないほど美しい斑入り葉になるのですね。寒くなって斑入りが綺麗に出てくるのが今から待ち遠しいです。
KojimaEisaku さんへ - red_bobu - 2020年09月22日 20:04:20
葉焼けだけはさせたくないですよね。…
これから斑入り柄が綺麗に入る時期が来るので、
ご注意下さいね。
肥料成分なども…